「弦楽アンサンブルの愉悦Ⅲ 北欧の名曲集」は、11月22日(火) 19:00から、浜離宮朝日ホールで開催されました。
浜離宮朝日ホールは、築地市場の隣、朝日新聞東京本社の新館2Fにあります。
このホールは音響が大変素晴らしい他、ホワイエにバーカウンターがあり、開演前や幕間に飲み物が楽しめます。
これは重要ですよね?
もちろんコーヒーだけでなく、ビールやワインを召し上がっている方も、たくさんいらっしゃいました。
さて、当日のプログラムです。
- ニールセン:小組曲 Op.1
- グリーク:2つのノルウェーの旋律 Op.63
- シベリウス:ロマンス ハ長調 Op.42
―休憩―
- ダグ・ヴィレーン:弦楽のためのセレナード Op.11
- シベリウス:組曲「恋人」 Op.14
- グリーク:「ホルベアの時代より」 Op.40
―アンコール―
- グリーク:過ぎた春
前半は、仕事の疲れもあって少し集中できなかったのですが、幕間のおいしいコーヒー(レストラン アラスカが運営しています)をいただいてリフレッシュ。
後半の最初は、ダグ・ヴィレーンでした。
ダグ・ヴィレーンの曲は初めて聞いたのですが、ちょっと風変わりで面白かったです。一つ一つの旋律は、以前どこかで聞いたことがありそうで、曲全体は今までに聞いたことがなく、その上とてもエレガントにまとまめられていました。
演奏はピッキングがふんだんに使われていて、弦楽アンサンブルというよりは、打楽器のような軽快さでした。
まるで二匹のうさぎがお互いを追いかけながら、あるいは先に走り出し、あるいは後から追いかけ、追いつ追われつどんどん進んでゆきます。小気味良いリズムに思わず引き込まれてしまいました。
そして、アンコール。
グリークの過ぎた春の余韻を楽しみながら、会場を後にしました。
とても素晴らしいコンサートでした。
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