今年も残すところわずかとなりました。
遅ればせながら、クリスマスのご報告をいたします。
私は、クリスマスイブは自宅で家族と過ごし、クリスマスは外出して過ごしました。
クリスマスはややゆっくりと、午後から六本木に出かけ、スウェーデン料理店「リラ・ダーラナ(Lilla Dalarna)」でユール・ボード(クリスマスのビュッフェですね)をいただきました。
北欧文化協会の新春懇談会が開催される赤坂の「ストックホルム」が、北欧モダンなスタイリッシュな雰囲気だとすると、「リラ・ダーラナ」は、こじんまりとして暖かい雰囲気のお店です。以前は、同じ六本木でも芋洗坂の途中にあったのですが、六本木ヒルズのすぐそばに移転しました。以前の木のベンチも素敵でしたが、今のお店も古風でのんびりした雰囲気が素敵です。食べるのに夢中で、お料理の写真を撮り忘れてしまったのですが、もちろん、とてもおいしかったです。
食事を楽しんでから、六本木ヒルズで開催中のクリスマス・マーケットに立ち寄りました。ドイツのクリスマス・マーケットでしたので、ちょっと北欧から外れてしまいますが、本場さながらの雰囲気です。ここには、ミュンヘンのブルワリー「Franziskaner」が入っているから、その縁でドイツ大使館等の後援があるのかもしれません。食べ物の屋台も出ていて、皆さん楽しそうでした。ガラスを隔てた屋内が、有名なフレンチレストラン「ジョエル・ロブション」だったので、屋台のドイツ料理との対照的な光景が、少し可笑しかったです。
さて、夜は有楽町に移動して、公開中のノルウェー映画「クリスマスのその夜に」を観ました。
ベント・ハーメル監督の作品は、今までは一つのストーリーを追いかける展開でしたが、この作品は複数のストーリーが交錯して展開します。それぞれの登場人物が、それぞれの一歩を踏み出して、甘くもあり、酸っぱくもあり、塩辛くもあり、苦くもあり、そして結局は、それぞれの素敵な未来に向けて歩んでゆきます。そして、それぞれの未来は?それは、ラストシーンの息をのむような光景に象徴されているのでしょう。
映画を終えて外に出ると、有楽町もクリスマスのイルミネーションに彩られていました。
さて、皆さまのクリスマスはいかがでしたか?
素敵なお話は、1月15日(日)の新春懇談会でお聞かせ下さい。
それでは皆さま、良いお年をお迎え下さい。
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