演題:「『カレワラ』にみる神話・世界観 -ユーラシアからの照射」
講師: 荻原眞子(千葉大学名誉教授)
日時: 12月13日(火)18:30~21:00
会場: 京橋プラザ区民館(東京都中央区銀座1-25-3)
会費: 一般 1,000円/学生 500円(正会員は無料)
『カレワラ』には神話があり、呪文があり、儀礼があり、また、狩猟民的な世界観も顕著にみられます。『カレワラ』の根底にあるのは人々のもとで脈々と受け継がれてきた口承文芸ですが、その点でユーラシアの先住民文化にも共通する特徴を見出すことができます。そのことに注目してみたいと思います。
●清水育男先生北極星勲章受賞記念●
演題:「スウェーデン語を初めて学ぶにあたって」
講師: 清水育男(大阪大学名誉教授)
日時: 11月18日(金)18:30~21:00
会場: 京橋プラザ区民館(東京都中央区銀座1-25-3)
スウェーデン語がどんな言語なのかをお話しします.まず文法や語彙がいかに英語に類似しているのか,次に特殊文字 å, ä, ö の由来や,いくつかの鍵となる母音や子音の発音の仕方なども解説します。
・清水先生の北極星勲章 については下記の記事をご覧ください。
スウェーデン大使館
http://www.swedenabroad.com/ja-JP/Embassies/Tokyo/4/2/-sys181/
スウェーデン協会
https://svenskaspraket.si.se/nordstjarneorden-till-professor-ikuo-shimizu- osaka-universitet/
大阪大学外国語学部
http://www1.lang.osaka-u.ac.jp/ls/news/post_60.html
講演:「中東の紛争と難民- どのようにしてスウェーデンにたどり着いたか-」
講師: 清水 謙 (東京大学大学院総合文化研究科博士課程、立教大学法学部兼任講師)
日時: 10月14日(金)18:30~21:00
イラク戦争、シリア紛争によって多くの難民が生まれ、2015年にはヨーロッパに大規模な難民が押し寄せた。難民はどのようにしてスウェーデンにたどり着き、そして受け入れられているのかを、スウェーデンと中東で行なった実地調査から明らかにする。
講演: 「死すべき定め」
講師: 小池 政行(日本赤十字看護大学教授、聖路加国際大学客員教授、
青山学院大学法科大学院客員教授)
日時: 9月5日(月)18:30~21:00
場所: 京橋プラザ区民館(中央区銀座1-25-3)
すべての人間が死する運命にあります。現代医療は最後まで治癒の可能性を追求する医療しかありません。不治、ないしはまもなく死する人に如何に対するか全くというほど考えられていません。この様な視点から、日本と北欧を比較考慮したいと思います。
講演: 「スウェーデンとEUの『紛争防止』ー新しい安全保障を考えるー」
講師: 廣瀬 方美(津田塾大学大学院)
日時: 6月9日(木)18:30~21:00
場所: 京橋プラザ区民館(中央区銀座1-25-3)
1995年にEUに加盟した「中立国」スウェーデン。国際的に人権や環境、地域紛争などの問題が注目を集める中で、スウェーデンがEUの安全保障政策の確立に果たした役割を当時の国際情勢と合わせて考えます。
講演: 「アーサー王物語の北欧への伝播ー『騎士のサガ』とフェロー語バラッドを中心にー」
講師: 林 邦彦(尚美学園大学総合政策学部講師)
日時: 5月9日(月)19:00~21:00
場所: 京橋プラザ区民館(中央区銀座1-25-3)
*18:30-19:00は年次総会を開催します(理事、監事、会員の方はご出席をお願いします)
アーサー王伝説を扱ったアイスランドのサガ作品について、それらの原典であるフランス語作品と比較した際に見られる特徴、および、同じくアーサー王伝説を扱ったフェロー語バラッドの物語の特徴について考察したい。
講演: 「ヘレン・シャルフベックの人生と芸術」
講師: 佐藤 直樹(東京藝術大学美術学部准教授 本会会員)
日時: 4月8日(金)18:30~21:00
場所: 京橋プラザ区民館(中央区銀座1-25-3)
フィンランドを代表する画家ヘレン・シャルフベック(1863-1946)は三歳で杖を放せなくなりますが、絵の才能を見いだされパリ留学を果たしました。画家として国際的な名声を得た彼女の人生と画業についてお話します。
講演: 「世界で最も珍しい丸太構法、フィンランドの木造教会について」
講師: 竹内 晧(フィンランド木造教会研究家・日本建築学会会員・本会会員)
日時: 3月18日(金)18:30~21:00
場所: 京橋プラザ区民館(中央区銀座1-25-3)
フィンランドは豊かな針葉樹林帯に位置します。その為、古来より丸太を駆使した珍しい建築構法が生まれました。世界文化遺産にも登録されている、古い木造教会!それらの進化と歴史をご紹介します。
講演: 「フィンランド、ある日本の視点から」
講師: マルクス・コッコ(フィンランド大使館 報道・文化担当参事官)
日時: 2月1日(月)18:30~21:00
場所: 京橋プラザ区民館(中央区銀座1-25-3)
フィンランド経済の現状と課題、代替エネルギーや廃棄物処理といったクリーンテクノロジーやスタートアップ(新規事業)など成長が約束されている新しい事業分野、そして日本で話題のフィンランドの男女平等事情について話す。(英語での講演、日本語通訳あり)
日時: 2016年1月17日 12:00~14:00(11:30より受付)
会場: レストラン「ストックホルム」(東京・赤坂東急プラザ1F)03-3509-1677
食事: ミルクを使ったミートボール、鮭の生燻製、ニシンの酢漬けなどの北欧料理を
バイキングでお楽しみ頂けます。
会費: 4,000円 学生2,000円(飲み物1杯つき)
備考: 事前のお申し込みが必要です。