京都大学農学部卒、同院修了、博士(農学)京都大学
昭和女子大学生活機構研究科生活機構学専攻教授
昭和女子大学研究支援機器センター長
この間、理化学研究所共同研究員、フィンランド自然資源研究所(LUKE)客員研究員など
同じくこの間、日本木材学会理事、日本女性科学者の会理事、日本学術会議研究連絡委員、世田谷区清掃・リサイクル審議会会長、京都大学生存圏研究所運営委員会委員、国立研究開発法人審議会(農林水産省所轄) 専門委員等々。
主な著作:新訂・地球環境の教科書10講(東京書籍)共著
日時:2023年 12月 16日(土)19:30~21:00
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
参加費 会員:無料、非会員:800円(学生300円)
**参加者19名 (内 非会員0名)
演題:「ラトビアの合唱文化 ~歌と踊りの祭典を通して~」
5年に一度の「歌と踊りの祭典」に参加し、16000人の大合唱の中で歌った経験から見えたラトビア人にとっての“歌”の重要性と祭典の意義について、最新の情報をまじえてお伝えします。
講師:佐藤 拓(歌手・合唱指揮者)
早稲田大学第一文学部卒業。卒業後イタリアにわたり声楽を学ぶ。現在はアンサンブル歌手・合唱指揮者として活動しながら、日本や世界の民俗的な発声・ポリフォニーの研究と実践に取り組む。自身の開発した「十種発声」によるボイストレーニングも行っている。2013年より日本ラトビア音楽協会合唱団ガイスマの指揮者。
日時:2023年 11月 11日(土)19:30~21:00
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
参加費 会員:無料、非会員:800円(学生300円)
**参加者27名 (内 非会員4名)
演題:「ヴァイキングと船舶ー最新の研究からー 」
今から1000年前の北大西洋・北海・バルト海などを舞台に、略奪・漁労・交易・植民などさまざまな活動をおこなった北欧人集団を私たちはヴァイキングと呼んでいます。彼らが同時代の他の集団と大きく異なるのは、広大な海域や河川を、ヴァイキング船と呼ばれる独自の船舶で自由に移動できたことにあります。本講演では、最新の研究によりながら、ヴァイキングとその船舶との関係をお話しいたします。
講師:小澤実 (立教大学文学部世界史学専修教授)
東京大学大学院人文社会型研究科博士課程単位取得退学。専門はヴァイキングを中心とした西洋中世史・北欧史。日本学術振興会特別研究員(DC1)、コペンハーゲン大学歴史研究所研究員、名古屋大学グローバルCOE研究員、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター共同研究院、オックスフォード大学グローバルヒストリー・センター研究員などを歴任。
共編著:
・M.Ozawa, T.M.Smith, and G.Strack (ed.), Communicating Papal Authority in the Middle Ages (London: Routledge, 2023)
・谷口幸男(小澤編)『ルーン文字研究序説』(八坂書房、2022)
・小澤・中丸禎子・高橋美野梨変『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章』(明石書店、2016)他。
日時:10月21日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
**参加者24名 (内 非会員2名)
演題:「種を蒔く人 ―ひとつなぎの建築をめざして― 」
フィンランドと日本を往復しながら考えることで見えてくる社会像と、そのためのデザインについてお話しします。
講師:渡邊 大志
早稲田大学創造理工学部建築学科准教授
博士(工学)、一級建築士、リンクアーキテクツ株式会社主宰、港区景観審議会委員、東京建築士会事業委員、ほか。
専門は、建築デザイン・都市史。
2019年から2020年まで、フィンランド・アアルト大学客員研究員。
主な受賞に、東京建築士会住宅建築賞金賞(2021)、日本フィンランドデザイン協会賞(2021)、日本建築学会作品選集新人賞(2022)など。
主な著書に、
『ひとつなぎの建築』(ADP出版、2021 )
『東京臨海論ー海からみた都市構造史ー』(東京大学出版会、2017 )
『図説 港区の歴史』(港区、2020、共著)
日時:9月30日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
**参加者19名 (内 非会員3名)
日時:2023年7月1日 (土) 12:30 ~ 14:30
会場:リラ・ダーラナ(六本木)
港区六本木6-2-7 ダイカンビル2F
Tel:03-3478-4690
http://dalarna.jp/
昨年に続き、対面での懇親会(夏至祭)を開きました。当日お出でになれない方にも‘参加’して頂こうと
「写真クイズで参加しよう!」=ご自身撮影の写真を提供して頂き、それがどこの国かを当てる=を企画しました。会員以外の方(例会講師をされた方等)からもご協力頂きました。改めて感謝申し上げます。
当日は、長年会員をされている方から、入会したばかりという方までご参加頂き、楽しく充実した時間を過ごすことができました。
協賛:
アクアビットジャパン有限会社
〒106-0046 東京都港区元麻布3丁目10-22
03-3408-4778 http://www.aquavitjapan.com
『バルトの森』の主催の佐々木敬子様
https://baltnomori.com/about/
エストニア大使館
ラトヴィア大使館
リトアニア大使館
ノルウェー大使館
提供:
フィンランド大使館
北欧文化協会会員
演題:「セルマ・ラーゲルレーヴ 生涯、作品、研究紹介」
スウェーデンの作家セルマ・ラーゲルレーヴは、『ニルスのふしぎな旅』の作者として、女性初・スウェーデン人初のノーベル文学賞受賞者として、現在も読まれ続けているほか、映画化・ドラマ化、研究も続けられています。講座では、ラーゲルレーヴの生涯、日本語で読める作品や視聴できる映画の紹介に続き、近年の研究動向についてもお話しします。
講師:中丸 禎子
東京理科大学准教授。
北欧文学・ドイツ文学研究。東京理科大学でドイツ語と一般教養の授業を担当。スウェーデンの作家ラーゲルレーヴを中心に、北欧作家の受容研究とテクスト分析を行う。現在は、北欧・ドイツ・日本における民族主義などの他者排除と「幸せな北欧」イメージの形成の関係に関心を寄せている。
主な著書に、
・中丸禎子「「父の娘」のノーベル文学賞 セルマ・ラーゲルレーヴ『ニルスの不思議な旅』が描く国土と国民のカノン」、『文学』第17巻第5号/2016年9・10月号(岩波書店)、2016年9月、pp.89-113
・小澤実・中丸禎子・高橋美野梨編著『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章』(明石書店、2016)
・中丸禎子・加藤敦子・田中琢三・兼岡理恵編著『高畑勲をよむ』(三弥井書店、2020)。
日時:6月17日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
**参加者19名 (内 非会員3名)
演題:「北欧の巨人:フリチョフ・ナンセンの生涯」
極北に挑んだ探検家・科学者、フリチョフ・ナンセンは、闇の中に置き去りにされた人々を照らす光となった。 第一次世界大戦後の混乱のなか、42万人超の戦争捕虜を救いだし、 国際連盟で初代「難民高等弁務官」に任命された。革命後のロシア=ソ連と他国との関係改善のために奔走し、ウクライナで飢餓に苦しむ人びとを支援した。1922年にはノーベル平和賞を受賞。「フラム(前へ)」の掛け声とともに、未踏の道を歩みつづけた北欧の巨人。その生涯をひもとくことにしよう。
講師:新垣 修
国際基督教大学(ICU)教養学部教授。
沖縄出身。PhD in Law (Victoria University of Wellington)
国連難民高等弁務官事務所法務官補、国際協力事業団(現・国際協力機構)ジュニア専門員、ハーバード大学ロースクール客員フェロー、東京大学大学院総合文化研究科客員准教授、関西外国語大学教授、広島市立大学教授などを経て現職。専門は国際法
主な著書に、『フリチョフ・ナンセン 極北探検家から「難民の父」へ』(太郎次郎社エディタス、2022年)
『時を漂う感染症:国際法とグローバル・イシューの系譜』(慶應義塾大学出版会、2021年)
『Refugee Law and Practice in Japan』(Ashgate Publishing, 2008)
日時:5月20日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
**参加者32名 (内 非会員12名)
演題:「北欧と日本の知恵を繋げて、新しい価値体系を創出する」
混沌とした社会情勢を踏まえて日本でもデンマーク、フィンランド、ノルウェーなど北欧との連携を通じた取組が進展しています。今回は特にデンマークに焦点を当て、北欧の先進的なプロジェクトを紹介しながら、日本の価値とどのように融合し新しい価値を創出するのか?という視点でお話をしていただきます。
講師:中島 健祐
社会イノベーションエバンジェリスト。先端技術を利用したスマートシティやデジタルガバメントなど社会システム全般に関するコンサルティングと企業向け成長戦略策定支援が専門。また通常のコンサルティングに社会デザイン、デジタルデザイン、人間中心デザインの要素を統合した新たなコンサルティング領域を提供するなど幅広いテーマに従事。2020年より現職。
主な著書に、『デンマークのスマートシティ』学芸出版社、2019年。
『未来に通用する生き方』(共著)クロスメディア・パブリッシング(インプレス)、2017年。
日時:4月15日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
**参加者19名 (内 非会員3名)
演題:「くらしを彩るインテリア ーフィンランドの生活文化からー」
テレビや雑誌で目にすることが多くなった北欧デザイン。なかでも、インテリアデザインは北欧の長い冬を心地よく住まう知恵として発達したと言われています。本例会では、フィンランドの住まいやカフェ、図書館、サウナ、小学校等のインテリアデザイン事例を取り上げ、現地での生活体験を交えてご紹介します。
講師:塚田由佳里
2011年大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程単位取得退学、2013年博士(学術)。
高等学校等に家庭科教員として勤務後、2016年から2018年までフィンランド・アアルト大学都市計画・建築学科に客員研究員として所属し、子どもの居場所や放課後施設の調査研究を行う。2018年仙台高等専門学校建築デザインコース勤務を経て2020年より現職。住居・地域施設の計画・設計に関わる講義・実習を担当。
主な著書に、「地域のなかで子どもが育つ学童保育-ヘルシンキ・大阪の放課後-」西山卯三記念すまい・まちづくり文庫、2020(単著)「子どもが育つ生活空間をつくる」小伊藤亜希子・室崎生子編著,かもがわ出版,2009(共著)
日時:3月11日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
**参加者24名 (内 非会員6名)
演題:「電子国家エストニアというイメージと実際のギャップ〜自然と歌を愛するエストニア〜」
インターネット投票を世界で初めて実施し、行政手続きの99%がインターネットでできるなど、注目を集めているデジタル国家実現の歴史、広大な自然との共生、そしてソ連からの独立後のエストニア人の平和への思いが感じられた「再独立30周年音楽イベント」などについて、現地で感じたことをお話ししていただきます。
講師:井上 重信
武庫川女子大学生活環境学部情報メディア学科准教授。1991年慶應義塾大学商学研究科修士課程終了後、(株)読売広告社に入社。2004年から2014年まで(株)デルフィス(現トヨタコニック)に勤務。広告マーケティング企画、メディアプランニング、経営企画などの業務に従事。2014年より専任講師として勤務し現在に至る。広告メディア論、起業入門、グローバルビジネス論などの授業を担当。
主な著書に、『コミュニティの再生』(共著)丸尾直美監修、中央経済社、2015年。
『マーケティングの理論の焦点』(共著)堀越比呂志、中央経済社、2016年。
日時:2月25日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
**参加者20名 (内 非会員2名)
演題:「ノルウェーの合唱」
合唱が盛んな北欧の中でも注目を集めるノルウェーの合唱。ノルウェーの合唱の歴史や作品、演奏団体をバラエティに富んだ音源を通してご紹介します。またさらに音楽療法士の視点から、ノルウェー社会における合唱活動(歌唱活動)の意味を「コミュニティ」「ウェルビーイング」をキーワードに考えます。
講師:井上 勢津
株式会社ノルディックカルチャージャパン代表。学習院大学文学部哲学科、東京音楽大学声楽専攻を経て、ノルウェーへ留学。ノルウェーでの合唱経験を活かし、これまでにノルウェー・ソリスト合唱団、ノルディック・ヴォイセス、ノルウェー少女合唱団の来日公演に携わるとともに、日本の合唱団にノルウェー語歌唱の発音指導を行っている。ノルウェー政府認定音楽療法士、東京音楽大学、東邦大学講師。
単訳:「わたしだって、できるもん!」(新評論)、「北欧のガーデンニット」(日本ヴォーグ社)/共訳:「文化中心音楽療法」(音楽之友社)ほか
日時:1月9日(月)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
**参加者26名(内 非会員5名)